こんにちは。
神戸市東灘区岡本の加圧・パーソナルトレーニングサロンCherishです。
24時間TVのマラソンランナーがブルゾンちえみさんになりましたね。
練習を重ねてこられたと思いますので頑張ってください。
しかし、トレーナーの方が69歳ということで本当にすごいですね。
何歳でも身体は鍛えられるし良くなります。
歳だからなんて言わずにチャレンジしてみましょう。
さて、せっかくマラソンの話題が出ていますし、先日お客様との話でも話題になったのでランニングとダイエットと脚痩せについて書いていきます。
「ランニングでふくらはぎがパンパンに張って太ももの前が疲れてくる。」
そんな話をお客様がされていて、ランニングと筋トレと食事で体重や体脂肪はぐっと減ったのに脚が細くなっていないということが課題です。
一時はふくらはぎの負担が減って前に進みやすくなっていたのですがまた以前のような感覚に戻ってしまっています。
これは脚が太くなるような走り方をしているから脚が太くなるだけです。
まず思い出してほしいのは、マラソン選手の身体ってすごく細いですよね。
体重は記録を少しでも良くするため、無駄なものを残しておきたくないということもあり、食事制限をしていたり、ある程度計画をもって食事も食べられていると思います。
このマラソン選手の脚は、あれだけ走っているにも関わらず、なぜあそこまで細いのでしょうか?
走るということは自分の体重が負荷となり、同じ刺激が何千回と筋肉に加わります。
こういう小さな刺激が何度も筋肉に加わると、遅筋が刺激を受け、遅筋は細く強くなる性質があるため身体は引き締まっていきます。
ですから、ランニングをすると身体は細く引き締まっていく可能性があります。
ただ、やはりそこに大事なことは、どのように走るのかということです。
ランニングで脚が太くなる原因
ランニングをして脚が太くなってしまったと感じる部位は主に、太ももの前とふくらはぎだと思います。
以前ふくらはぎを細くする記事を書いたときにお話ししましたが、足裏のクッションがうまく機能していないとバンバン足の着地で音がするような走り方になっている可能性があります。
先ほど小さな刺激が何度も加わると遅筋が刺激されて引き締まると言いましたが、足裏のクッションが利いてないと体重の何倍もの刺激がふくらはぎにかかります。
すると一回の刺激はかなりのものになりますね。
ということは、遅筋ではなく筋肉が大きくパワーのある速筋が頑張ることになり筋肉が太くなりやすいのです。
太ももの前も同様ですが、筋肉の連鎖を考えるとふくらはぎを使いすぎる方は太ももの前を使いやすくなります。
ですから必然的に太ももの前も太くなりやすいですね
走り方を見直す
さらに走り方にも大きく分けると2種類あり自分に合った走り方をしているかも大事になります。
胸郭を広げて腕をまっすぐ振って走るタイプか胸郭と骨盤を回旋しながら走るタイプかに分かれてきます。
ご自身の腕の振り方を見てみるとわかりやすいかもしれません。
まっすぐ振る方と横に振る方がいます。
真っ直ぐタイプ
横に振るタイプ
今回のお客様は横に振るタイプでした。
このタイプの方は回旋しながら推進力を出しますので肩関節や股関節を柔軟に使う必要があります。
しかし、ストレッチすると股関節まわりや肩回りがカチカチになってました。
これでは自分本来の走り方が出来ずにうまく前に進まない感じになり、前に進もうとするとふくらはぎで地面を強く蹴ろうとしたり、太ももの前を使って脚を挙げようとしてしまいます。
こうして余分なところに力が入り、負担がかかって脚が太くなりやすくなってしまうということです。
このように走り方を見つめなおすことで原因をはっきりさせ、対処していけるようになります。
張ってしまった筋肉はトレーニングや筋膜リリース、ストレッチなどを使い元に戻していきながら身体の使い方を覚えなおしていかないといけません。
大阪マラソンまで3か月になりましたのでそこに向けて仕上げていきます。
マラソンをして脚が太くなったという方は一度プロに身体と走り方を見てもらったほうがいいと思います。
せっかく始めた運動をより良いものにするためにパーソナルトレーニングを始めてみましょう。
神戸岡本の隠れ家パーソナルジム「Cherish」
℡078-855-6330