トレーナーの玉岡です。
トレーニングに向いている時間帯について話していきます。
トレーニングに最も向いている時間帯とは
トレーニングに向いている時間帯は夕方です。
生体のリズムとして体の機能は昼間から夕方にピークを迎えます
そのためトレーニング効果が出やすいのは午後から夕方と言われています。
筋肉を動かすためには、体温がまだ上がらず、筋肉が硬い状態にある朝よりも、体温が上昇している午後のほうが、交感神経も働き筋肉に刺激が入りやすくなります。
人間の体の機能がピークになる時間帯とは
身体機能 | 最大値を表す時間帯 |
体温 | 午後2時過ぎ |
脈拍 | 昼過ぎ |
血圧 | 午後2時過ぎ |
筋力 | 夕方 |
酸素消費量 | 夕方 |
肺活量 | 夕方 |
筋肉が作られやすい時間帯
トレーニングに効果のある成長ホルモンの分泌に注目します。
成長ホルモンは運動する時間帯によっても分泌量が変わります。
成長ホルモンは朝よりも夕方の方が運動によって分泌量が上がります。
また、睡眠や成長ホルモンの関係も筋肉の合成のとても重要な役割を担っています。
睡眠時間中数回訪れるノンレム睡眠時は成長ホルモンがよく分泌されるタイミングです。
その中でも特に、入眠後最初のノンレム睡眠が訪れる約90分には最も多く分泌されます。
就寝時間から逆算して3時間くらい前の運動はさらに良い睡眠が得られるとされています。
寝つきがいいと快眠につながり、成長ホルモンが出やすくなれば、さらに筋肉の修復・合成はスムーズに進みます。
成長ホルモンを分泌しやすくする時間帯を上手に利用してトレーニングを効率的に行っていきましょう!!
筋トレを避けた方が良い時間帯
早朝
体が温まっていないことから心拍数や血圧が高くなりやすく、心臓への負担が大きくなります。
就寝直前
就寝直前の心拍数が上がりすぎるほどの運動は交感神経を活発にさせやすくなるため、寝つきが悪くなったり疲労が残りやすくなったりして、かえって逆効果となることもあります。
食後すぐ~2時間後・極端な空腹時
人間の体はその時々で一番必要な機能に血液が供給されるようになっています。
食べ物を消化している最中にトレーニングをしていまうと、無酸素状態となる筋肉に血液を供給するため、胃腸への血液循環が不十分となり、消化不良を起こす可能性があります。
食後は1時間半から2時間ぐらいあけてトレーニングを行いましょう!!
また、空腹時のトレーニングはエネルギーが確保できないため避けるようにしましょう!
空腹時には、トレーニング前にトレーニングに支障がない量、消化のいいものを食べる・スポーツドリンクを飲むなどのエネルギー補給を心がけましょう!