こんにちは。
神戸市東灘区岡本の加圧・パーソナルトレーニングサロンCherishです。
本日は、前回の「洋服の似合う体型づくり~姿勢・立ち方編~」に続きまして「洋服の似合う体型づくり~姿勢・座り方編~」を書きたいと思います。
普段の生活の中で座っている時間って長くなりますよね。肩こりや腰痛を感じることも多いと思いますが、座り方を気をつけていますか?
私も日頃結構パソコンを使いますが、結構姿勢が崩れがち。
そんなときはすぐに「あっ!汗」と気づいて姿勢を正そうとします。
そもそも正しい座り方ってどんな姿勢でしょうか。
よく言われる正しい座り方・悪い座り方って何?
みなさんがイメージする正しい姿勢というのは、どんな姿勢ですか?
正しい座り方って?
正しい座り方でいわれやすいのはこのような座り方です。
- 肩甲骨を寄せて、胸を張る
- 肩を引く
- 身体が S の字になるような意識を持っている
- 軽く顎は引く
実際にこういう座り方をすると結構きつかったり、緊張したりして疲れてしまいます。
これもよく聞きますが、疲れている・きつい=良い、効果がある、ということではありません。
現代人は静物化し、パソコン作業が多い方は、筋肉が緊張し硬くなっているため循環が悪くなっています。
筋肉が硬くなることで結果としてさまざまな痛みを訴えるという悪循環が起こります。
座り方は、筋肉が緊張しないように座る、より楽に座ることが重要だと思います。
それができれば今抱えている痛み、または不快感、不調などは改善される可能性があります。
一般の方の痛みや不調の原因は、座り方などの影響で筋肉を使いすぎたり、動かないことによって筋肉が緊張し硬くなり、結果痛みへとつながっているということです。
そうであれば、緊張するような座り方ではなく、筋肉が緊張せず楽に座れる座り方をする方が健康につながると考えることができます。
悪い座り方って何?
悪い座り方の例でいればこういう座り方があります。
- 猫背になっている
- 背もたれにもたれている
- 脚を組んでいる
みなさんのイメージはこの中にあるでしょうか。
これらのような座り方をすることで、歪んでしまったり、部分的に筋肉にストレスがかかり緊張してしまうことが考えられます。
こういう姿勢は人間が持つ、本来の自然な状態から崩れてしまっています。こういう状態は常に筋肉が働き、緊張し、使いすぎてしまうオーバーワークになってします。
そうすると上記にも書きましたが動きづらくなり、痛みへと変わると考えることができます。
この崩れた座り方を一般的には悪い座り方と言っています。
どういう座り方をすればいいのか?
仕事をするとき、椅子に座るとき、どのような座り方をすればいいのでしょうか。基本は、
- 耳の穴
- 肩
- 股関節の外側
が一直線になるような状態で座ることが自然だと言われています。もう少し図で分かりやすく見ていきたいと思います。
このような状態は筋肉がどこか過度に緊張するということもなく、楽に座っている状態です。
このような座り方をデスクワークをしている方に取り入れていただきたいなと思っています。
そうするともっと身体も楽になり、疲労も変わってくると思います。
ただ、このような姿勢をするためにはいくつかポイントがありますので、それを整理していきたいと思います。
坐骨で座る感覚をつかむこと
まず、座骨で座るという感覚を使うことが大切ですが、座骨というのはここになります。
左右のお尻のちょうど真ん中あたりにある骨で、座ったときに骨が当たる感覚があると思いますが、そのあたりになります。
といっても、これを読まれている方は「ああ。あそこね!」という感想にならないと思いますので、これを感じるところからスタートしていきたいと思います。
まずは両手をお尻の下に置いて座ってみましょう。
猫背になるようにわざと丸くなって座ってみてください。
このときの感覚は、お尻の下に骨が当たる感覚はほとんどないと思います。
この状態から少しずつへそを真正面に軽く突き出すようなイメージで骨盤を少しずつ前傾させていくと、お尻の下に骨が当たる感覚が徐々に出てくると思います。
もし感じない方は、丸まった状態に戻し、何度か繰り返してみてください。
この坐骨で座るということは、頭、背骨、骨盤が一直線となり、積み木が連なっているような状態になり、骨だけで座る感覚ができます。
まず、ここで座骨を感じていただくということから入っていきました。
背骨を緩める
続いては、背骨を動かしていきたいのですが、意識としては胸を中心に動かしていきます。
まず、先ほどの座骨で座り、その状態で胸を45度方向へ軽く突き出します。
そして、突き出したら力を丸くなるように猫背のような姿勢になっていきます。
これを繰り返していただくと、徐々に腰から背中にかけて筋肉が緩んでいくことが感じれると思います。
首を緩める
最後は、首の動きですが、首の筋肉が緊張しない程度に天井を向き、また正面を向くように元に戻します。これを何度も繰り返します。
最後に正面を向くように座れば一通りのエクササイズは終わりになります。
このように座骨を感じてそこから上半身の動きを使って筋肉を緩めて座り方を改めていきます。
このような座り方ができれば骨盤はまっすぐになり、座りやすくなると思います。
まとめ
今日は座り方をお伝えしていきましたが、みなさんは普段どのような座り方をしていますか?
正しい姿勢をしましょう!良い姿勢をしないと身体に悪影響が!と言われますが、実際のところその姿勢をどのようにとればいいのか、そこが重要になります。
ひとつの基準は、自分感覚の“楽さ”を求めるのではなく、筋肉の緊張がなく感じる“楽さ”を求めることで、自然な座り方、姿勢に近づけるのだと感じます。
今回は、人間本来の姿勢に近づけ、積み木を重ねるような感覚で骨で座るようにしているため、筋肉の緊張はほとんど感じなく楽に座れることができるようになると思います。
私の中で良い姿勢という基準を作るのであれば、このような人間本来の姿に戻すこと、近づいている状態のことを良い姿勢と呼ぶことができると思います。
では、最後に今日のまとめをしていきたいと思います。
- 一般的に言われる良い姿勢は筋肉を緊張させ、自ら姿勢を作り出している
- 現代人は筋肉が硬くなり、動きづらくなり、結果的に痛み不調へとつながっている
- そういう痛みの改善のためには、筋肉を緩めることが重要
- 姿勢は筋肉を緊張させ作り出すのではなく、自然体に直すことで自然につくられる
今日の内容が少しでも参考になればうれしく思います。
座っているときもキレイな姿でかっこよくオシャレに過ごせるように一緒にトレーニングしていきましょう。
神戸岡本の隠れ家パーソナルジム「Cherish」
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