トレーナーの玉岡です。
生活習慣病とは食事や喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称です。
日本人の三大死因は、脳卒中や虚血性心疾患(心筋梗塞など)の循環器病とがんの割合が多くなっている。
糖尿病、高血圧症、脂質異常症などを放置しておくと、動脈硬化が急速に進み、循環器病やその他重症の合併症に進展するおそれがあります。
また、65歳以上の介護の原因のもなります
予防するためのポイント
生活習慣病の予防は、運動習慣や食生活、疲労、喫煙、飲酒など毎日の生活習慣を見直すことから始まります。
以下に生活習慣予防に大切なポイントを紹介します。
1.適正体重
BMIと体重と身長の関係から算出した、人の肥満度を示す指数です。
日本肥満学会によるとBMI22が標準体重です。
BMI=体重kg÷(身長m)²
適正体重=(身長m)²×22
- 成人
|
2.脂質の摂りすぎに注意
脂質は体のエネルギー源として、体内に蓄積される大切な栄養素です。
脂質の摂りすぎは肥満の原因になり、体に悪影響を及ぼすことがあります。
3.野菜の摂取量の増加
野菜に含まれる食物繊維は、満腹感を感じられるので食べ過ぎを防いでくれます。
野菜を一日に350g以上摂りましょう!!
4、一日三食、規則正しく食べるようにする
食事回数が少なかったり、食事と食事の間隔があきすぎてしますと、エネルギーをためこもうとしてしまいより太りやすい体になります。
5、日常生活の歩数の増加
日常生活の中で積極的に歩くようにしましょう!
日常生活の歩数の目安 | |
成人男性 | 9200歩以上/日 |
70歳以上男性 | 6700歩以上/日 |
成人女性 | 8300歩以上/日 |
70歳以上女性 | 5900歩以上/日 |
6、睡眠を取る
睡眠不足は、疲労感をもたらし情緒を不安定にし、適切な判断力を鈍らせるなど生活の質に大きく影響します。
睡眠不足を感じるときは、いつもより長く睡眠をとり休養するようにしましょう
7、禁煙する
喫煙は血管を収縮させ血流を悪くし、血圧を上げて血管に負担をかけます。
また、血液中の悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化を促進するため、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患にかかる危険性が高まります。
8.お酒は適量を守る
アルコールの害を防ぐ適度な飲酒量は、一日あたり純アルコールで約20g 程度と言われています。
また週2日は休肝日を作るようにしましょう。
9.歯を大切に
食事を摂るためには健康な歯は欠かせません。
歯が抜ける原因の約9割は虫歯と歯周病です。
歯周病は、食生活や喫煙、歯磨き習慣などと深く関係があり、生活習慣病の1つとされています。
歯周病を防ぐにはまず生活習慣を正すことが必要です。
歯周病を悪化させる歯石は、定期的に歯医者で除去しましょう!!
10.自然のリズムに合わせて生活をする
季節の変化に合わせて旬の物を食べ、昼夜の変化に従って寝起きする。
また、寒暑に合わせて衣服を増減しましょう!!
オアシス東京金町店