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カフェインの摂取について

トレーナーの玉岡です。

カフェインはスポーツパフォーマンスの向上という目的だけでなく幅広い年齢層にさまざまな目的で摂取されています。

その摂取量がニュージーランドで新たなデータが発表されました。

カフェイン常用者の7人に1人に相当する14.3%は妊婦さんを除く一般成人の安全限界量とされる400mg/日(コーヒー一杯150mlあたり80mg)を越えて摂取しているといわれています。

その中で4人に1人は副作用を経験していると言われています。

 

日本人とカフェイン摂取量は同量のニュージーランドで検証

世界中の人のおそらく80%がカフェインを習慣的に摂取している。

ニュージランドでは約73%が毎日カフェインを摂取、その量は3.6mg/kg/日という

日本は3.7mg/kg/日とほぼニュージーランドと同等の量です。

 

カフェインは眠気を払ったり疲労感を抑えたりスポーツパフォーマンスを高めたりといったメリットがある一方で

過剰摂取により不安、吐き気、動悸、頭痛、不眠、呼吸器や内臓の障害など、時には死に至ることもあります。

そのため、国際的には1日のカフェイン摂取量の安全性上の上限は400mg/日とされています。(妊娠や授乳中の人を除く)

 

エナジードリンクのカフェイン」による有害事象

 

エナジードリンクの摂取に関連する救急科の受診は、米国において2007〜2011の間に2倍(1万68件が2万83件)になったとの報告があります。また、オーストラリアでは、2004〜2010年の間に297件の事故が発生し、このうち43%が入院に至っている。

このデータはエナジードリンク関連の有害事象であるため、カフェイン摂取量のデメリットを過少評価している可能性があります。

 

カフェイン摂取による有害事象

 

回答者の約85%がカフェイン摂取後に少なくとも1回以上、有害事象を経験したことがある。

最も多かった有害事象は頻尿(42.5%)で、続いて不眠(38.0%)、興奮(37.4%)だった。

 

有害事象を1回以上経験した人の4人に1人(25.7%)は、それにより社会生活に悪影響が及んだと報告されています。

 

習慣的にカフェインを摂取している人の64.2%が、少なくとも1回、依存状態になったことを報告した。

依存状態になった人のカフェイン源はコーヒー(59.3%)次にエナジードリンク(32.8%)だった。

 

カフェイン摂取者の半数以上(52.5%)はカフェインの摂取を中断しても離脱症状はないと回答したが、残りの半数(48.4%)は少なくとも

1回以上、離脱症状を経験しており、さらに4分の1以上(27.6%)は複数回の離脱症状の経験を報告した。

最も多い離脱症状は【倦怠感または眠気】(31.2%)で続いて【集中力低下】(26.8%)、【気分の変化】(22.9%)

【頭痛】(21.3%)【インフルエンザ様な症状】(7.0%)だった。

これらの離脱症状のために社会生活に影響が及んだとの回答が、ほぼ半数(44.7%)を占めた。

 

この調査結果によると回答者のやく15%安全限界値を超えてカフェインを摂取し、副作用が生じ得るレベルを34%が超えて摂取していた。

これは公衆衛生上の問題であると言えるとまとめ

ケフェイン関連ののリスクを軽減するための消費者への啓発や規制強化が必要とされると提言されています。

 

 

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