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夏の健康対策

トレーナーの玉岡です。

 

熱中症とは

動物の生命維持において最も重要な昨日の一つの体温調節機能です。

人間は暑い時は汗をかき、熱を逃がし、寒いと筋肉を震えさせて熱を作ります。

このような行動を自らの意志とは関係なく自律的にに行うことができます。

しかし、気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いなどの環境下で体温調節機能に乱れが生じ、体内の水分やナトリウムバランスが乱れ、さまざまな障害が起きることを熱中症といいます。

 

体が危険な状態になると出るサインはめまい、吐き気、頭痛、皮膚が赤く・熱くなる、汗をかかなくなる、極端に体温が高くなる、意識消失などの症状があります。

 

こいった症状は体の水分・ナトリウムが失われ、末端の血流が悪くなり、極端な脱水症状に向かうことで現れます。

進行すること機能不全、最悪の場合は死に至ることもある大変怖い病気です。

 

熱中症の予防として

1、環境条件を把握して運動を選択する

 

暑い時期の運動はなるべく涼しくなる時間帯するようにし、水分補給、休憩はこまめに取るようにしましょう。

汗には塩分が含まれているので、水分補給は0.1%〜0.2%ぐらいの食塩水(スポーツドリンク)を摂取しましょう。

また運動前後で体重の測定をしておく、水分補給が適切にとれているのかを確認することができます。

体重の3%以上の水分が失われると体温調節機能に影響を及ぼすと言われいます。

 

 

2、暑さに徐々に慣らす

 

急に暑くなる7月に熱中症は多く発生します。

夏以外にも急に暑くなった時に発生しやすくなります。

なので急に暑くなった時は、軽めの運動から慣らし、徐々に運動の強度をあげていきましょう。

 

3、自分の体調を把握する

 

下痢、発熱、疲労などの体調不良の方は脱水症状や熱中症になりやすくなりますので無理せず休養を取るようにしましょう。

体力のない方、肥満、運動歴がない方は熱中症になるリスクが高くなりますので、外で運動する場合は風通しの良いところ、日陰などで運動するようにしましょう。学校管理下での熱中症死亡事故の7割が肥満者であり、肥満の方は、トレーニング強度、こまめな水分補給、休憩などを特に気にする必要があります。

 

4、服装に気をつける

 

服装は軽装とし、吸湿性や通気性の良い服を選択する。

直射日光は帽子で防ぐようにしましょう。

 

 

マスクの着用と熱中症

 

マスクを着用しての生活が当たり前の世の中になってしまいました。

なので、マスクを着用していない状態と比べ、心拍数、呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感体温が上昇するなど

体にかかる負担が大きくなります。

気温、湿度によって熱中症のリスクが高くなります。

直射日光が当たるところでも運動をする場合はこまめな水分補給、休憩をするようにしましょう。

 

熱中症の症状には3段階あります。

 

重症度1度

熱痙攣

ふくらはぎなど、下肢の筋肉がこむら返りがおこり、痛みが生じる(発汗に伴うナトリウムの欠乏により、筋肉に興奮性が高まったのが原因)

 

熱失神

脳への血流が瞬間的に不十分になり、立ちくらみを起こす

 

重症度2度

熱疲労

強いのどの渇き、体に力が入らない、ぐったりする、気分が不快・吐き気・嘔吐。不安感、目が回る、頭痛

 

重症度3度

熱射病

気を失う、呼びかけや刺激に対する反応がおかしい、応えない、手が震える、身体がひきつける、、まっすぐにあるけない・

走れない、手足が動かないなど

 

1度の場合でも運動を中断し、涼しい場所で休み、スポーツドリンクを飲ませることで回復しますが、3度になれば、迷わずに救急車を呼ぶようにしましょう。救急車が来るまでの時間は首の大動脈に氷をあてるなど、体を冷やす処置をすることが大切です。

 

室外だけでなく室内でも熱中症が起こることがあります。

喉が乾く前に水分補給をする、猛暑の時は軽くクーラーを入れる。(人間は急激な温度変化に対応できるのは5℃までといわれています。

長時間体に当てていたりすると、身体が冷やしてしまい、毛細血管の収縮と全身の血行促進が起こります。冷房症の症状は身体の冷え、だるさ、しびれ、むくみ、頭痛、肩こり、神経痛、下痢、便秘、腹痛、食欲不信などです。

 

冷房症の予防

1、外気との温度差を5℃以内にする

2、冷房を直接肌に当てない

3、毎日入浴習慣をつける

4、温かいものを食べる

 

オアシス金町店

 

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