トレーナーの玉岡です。
まずは免疫とは病原体から体を守り、損傷を受けた場合には正常に戻すのが免疫の役割です。
免疫を高めるために必要なこと
・腸内環境を整える
・免疫力を高める栄養素を摂取する
1、腸内環境を高めるには
なぜ腸内環境を整えると免疫機能が向上するのかというと、腸は口から摂取した食べ物が腸を通って排泄されるところとされています。
外部から取り入れたものが通過するので、異物にさらされる機会が多くなるので、腸内環境を整えることで体にいい影響をもたらす善玉菌、体に悪い影響をもたらす悪玉菌、どちらにも属さない日和見菌の3種類の細菌のバランスが良くなり、腸内に入ってきた異物と戦ってくれます。
腸内環境を高める方法
善玉菌は水溶性食物繊維が発酵、分解しながら生きていますが、その時に酸が作られます。その酸が、悪玉菌の増殖を抑えてくれたり、腸のぜん動を促してくれて、スムーズなお通じを助けくれます。また、酸の中でも短鎖脂肪酸と呼ばれる酸は太陽のエネルギー源となり、太陽の正常な働きを助けます。短鎖脂肪酸を増やすには善玉菌を摂取する必要があります。
水溶性食物繊維はネバネバ系とサラサラ系のものがあります。昆布、わかめ、果物、里芋、大麦、オーツ麦などに含まれています。
2、免疫力を高める栄養素
ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛などがあります。1つずつ説明していきます。
ビタミンA
喉や鼻は粘膜で菌でウィルスの侵入を防いでくれます。なのでビタミンAを摂取することで粘膜を強化し、異物を侵入させないからだづくりができます。おすすめ食品:レバー、うなぎ、にんじん、卵、かぼちゃ、春菊など
ビタミンB 6
ビタミンB6は体に異物が入ってきた時に戦ってくれる栄養素です。
おすすめ食品:カツオ、マグロ、ヒレ肉、赤ピーマン、ニンニク、バナナなど
ビタミンC
ビタミンCは白血球の働きを助けて、ウィルスの排除し、増殖を阻止するタンパク質『インターフェロン』の生成を促す働きがあります。
おすすめの食品:レンコン、芽キャベツ、ジャガイモ、ほうれん草、キウイフルーツ、いちご、柑橘系など
ビタミンE
抗酸化作用があり、細胞や組織を参加から守ることができます。このことから、免疫細胞の機能低下を抑える効果が期待できます。
おすすめの食品:うなぎ、かぼちゃ、アーモンド、アボカド、ブルーベリー、植物油など
亜鉛
ビタミンAと同様に皮膚や粘膜を助ける働きがあります。
おすすめの食品:牡蠣、レバー、卵、カシューナッツなど
積極的にこの栄養素を摂取するように心がけてみましょう。