こんにちは!!トレーナーの玉岡です。
今回はサウナのアンチエージング効果について紹介していきます。
サウナはサウナ(80度~90度)と冷水浴(16~23度)の組み合わせが効果を生み出すといわれています。
サウナで期待できる効果
サウナに入ることで体温が上がり、心身の緊張をほぐす副交感神経が活性化されます。また、酸化ストレス(酸化反応と抗酸化反応のバランスが崩れ、酸化反応が生体に悪影響を及ぼしている状態)も減少するので、例えば、加齢臭に悩む方などには、とても効果があります。汗をかき、毛穴が開けば、血行も良くなり、代謝も上がります。
冷水浴で期待できる効果
冷水の場合は、体が活動に適した状態にする交感神経がぐっと活性化すると言われています。頭がさえる感じがするほか、エンドルフィンという脳内ホルモンが放出されるのでハッピーな気分になります。エンドルフィンは長距離のランニングを行うことでも出てきますが、サウナでも体験することができ、サウナに入るだけで分泌が促されるので走るのが苦手な方はとてもいいです。また、週2,3回の冷水浴を行うことで、うつの症状が改善するといわれています。サウナが病みつきになるのもこの冷水浴の効果といわれています。
他のサウナの効果
冷水には褐色脂肪を活性化し、アンチエージング効果もあることがいわれています。褐色細胞は、背中、首回り、腎臓の周囲などに分布している脂肪で、加齢とともに減少していきますが、脂肪を燃焼する効果があります。褐色細胞が増えると体温が上昇し、エネルギー消費されているので肥満になりにくくなります。サウナには運動と同じような効果があり、心臓血管系疾患、高血圧などの予防になるとされています。もちろん体を動かした後のサウナは効果が増します。ただし、飲酒後にサウナと冷水浴は、逆に心筋梗塞や狭心症などが起こりやすくなるので注意が必要です。
運動があまり得意でない方もウォーキングをして銭湯に行って、サウナに入って、ウォーキングで帰る習慣をつけてみてください。