膝の働きについて
体を支え、脚をスムーズに動かすには、股関節や膝、足首の3つの関節の働きが重要になります。
その3つの関節は、体の体重を支えたり脚を動かす大事な働きがあり、その中の膝は運動に大きく関わってきます。
膝関節の可動域はとても広いため、歩いたり、階段を上り下りしたり、正座をしたり、あぐらをかいたりなど、様々な動作をします。
そのように可動域のとても広い膝ですが、体重を支えているため膝には大きな負担がかかります。
普通に歩くだけでも、体重を支えるのに膝に負担がかかるため、膝を傷めて膝の働きが衰えると、体重を支えながら脚を動かすことは困難になります。
そして、そのことは活動することにも影響してしまうため、普段の生活に支障をきたすようになります。
掃除や洗濯などの家事でも辛く感じてしまう場合があり、膝痛を予防、改善することが大切になります。
膝を傷めるのを防ぐには、筋肉トレーニングやストレッチなどが効果的といわれています。
スポーツ選手でも、膝の痛みを防ぐために膝を鍛えていることから、筋肉トレーニングは膝に効果的だということが分かります。
人間の膝は筋肉により守られています。
そのため、膝を守っている膝周辺の筋肉が弱かったり、疲労により血行が悪くなることにより筋肉や軟骨に負担がかかると、膝痛に繋がってしまいます。
膝の痛みを防ぐのに鍛えると良い筋肉について
膝の痛みを防ぐのに、膝周辺の筋肉を強くすることが必要です。
これから説明する部分の筋肉は、膝にかかる負担を少なくするため、膝痛に悩んでいる方は覚えておきましょう。
膝痛を防ぐために鍛えて欲しい部分は、太腿の前の部分になる太もも前・太もも後ろの部分・お尻の筋肉・ふくらはぎになります。
特に、現代は太もも後ろ・お尻の筋肉が使えてない方が凄く多いです!!
これらの筋肉を強化することによって、膝痛を防ぐ効果が期待できます。
そのため、筋肉トレーニングが必要になりますが、それらの筋肉が連動するような運動をすることや、体幹を鍛えて膝の負担を軽減することも大切になります。
膝痛を防ぐには柔軟性も重要
膝周辺の筋肉が硬いと当然膝の柔軟性は低下してしまうので、膝の可動域は狭くなり、膝にかかる負担は大きくなります。
では、なぜ膝の筋肉が硬くなるのかというと、冷えや体幹などが深く関係しています。
身体が冷えやすいと血流は悪くなるので、筋肉は固まりやすくなります。
そして体幹が悪いと、歩いたり走ったりなど、行動する際の体のバランスが悪くなるため、通常よりも膝に負担がかかりやすくなります。
そのようなことによって、膝の柔軟性が低下してしまい、膝がスムーズに動く範囲が狭くなってしまいます。
範囲が狭くなると膝を自由に動かすことが困難になるため、いつもの生活に差し支えるようになってしまいます。
これらのことから、健康的に生活を送るためには、筋肉トレーニングで膝の柔軟性を高めることが大切になります。
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