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「食べないダイエット」はなぜ太るのか?

「食べないダイエット」はなぜ太るのか?

 とにかくやせたい、確実にやせたい、と思ったとき食事量を極端に制限する「食べないダイエット」
をされた事や聞かれた事はありませんか。
食べないので体重は増えず、やせられる可能性もありますが、
「体に悪い」「リバウンドする」「体力が落ちた」といった事を耳にすることもあるのでは・・・

食事量を極端に減らす「食べないダイエット」は、一時的であれば体重を落とせる方法でしょうか?
みなさんも一緒に考えてみて下さい。

そもそも『やせる』とは、食事などからの摂取エネルギーより、身体活動による消費エネルギーが上回り、
不足分のエネルギーを体に貯蔵され脂肪からエネルギーに変換して消費されることをいいます。

食事量を減らし摂取エネルギー < 消費エネルギーの状態が継続されると、
個人差はありますが体重は落ちていきます。
単に食事量を極端に減らすと、エネルギーだけでなく栄養不足も起こるため、
肉体的・精神的な健康へのさまざまな事が生じます。


食事量を極端に減らすと・・・
炭水化物が不足すると脳のエネルギー不足を招き、集中力が低下したりイライラしやすくなったり、疲労感を
感じやすくなる事があります。
糖尿病など疾患のある人は低血糖のリスクも考えられますので注意が必要です。

たんぱく質が不足すると、まず筋肉に蓄えられているたんぱく質を分解してエネルギーを生み出そうとします。
筋肉量が減ることで基礎代謝の低下。また、たんぱく質は内臓や皮膚、髪の毛など身体をつくる栄養素でもある為、
肌や髪の毛のトラブルが起きたり、免疫力が低下し体調を崩しやすくなる可能性があります。

「食べないダイエット」で、リバウンドしやすい、やせにくくなる理由とは・・・

基礎代謝といって内臓や脳、神経、呼吸などの生命活動を正常に保つために必要な最低限のエネルギーがあります。
年齢によって差はありますが、18~29歳では男性で約1500kcal、女性で約1100kcalと、生きていくためには
これだけのエネルギーを必要とします。

食べないダイエットでリバウンドしやすいと言われる理由は、摂取エネルギー量が必要エネルギー量を下回ると
身体が飢餓に備えるためにエネルギーの吸収率を上げて消費エネルギーを下げるため、
太りやすくやせにくい体へと変化するためです」

3食とった方がいい? 

ダイエット中であっても、一日3食取った方が結果的には減量につながるのでしょうか。

1日3食、均等に適量の食事をとることで、健康的に減量できると考えられます。
食事回数が少ないと間食が増える可能性や、1食で必要栄養量をとることが難しくエネルギー不足に
つながる恐れがあります。
また、絶食の時間が長いとその後食事で血糖値が急上昇し、血糖コントロールが悪くなる恐れがあります。

短期間で一気に減量しようとせず、長い目で見てダイエットを行うことが大切です!!

3食、食べながらでも無理せずダイエットする方法とは・・・・

規則正しい生活を心掛けること・適量の食事をとること・無理のない範囲でウオーキングなど適度な運動を
取り入れることで、健康的にダイエットを成功させる可能性があります。
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