「みかん」といっしょに食べちゃダメな食材はある?意外と知られていないNGな組み合わせ
ミカンにはクエン酸が多いという話で聞いたことはございますか?
クエン酸にはどんな働きがある?
クエン酸は酸味のもとは、柑橘類や梅などに多く、トマト、酢などにも含まれているといわれてます。 クエン酸のはたらきは、ミネラル(カルシウムや鉄など)の吸収促進 ・疲労感の軽減 ・新陳代謝の促進 1日の摂取量については必須栄養素ではないといわれており明確な基準はないとされてます。
一般的には1日3gほどで効果が得られるといわれてる一方で、5~15gほどの摂取をすすめている所もあります。
骨が弱っていたり、貧血気味の場合や疲れやすいと感じる人や運動をする人などは、とくにクエン酸の摂取を心がけることをおすすめです。
クエン酸をみかんからとるべき理由は?
クエン酸を豊富に含む食品には、シークワーサー、レモン、かぼす、ライムなどがあります。これらは、いずれも100gあたりに6g以上ものクエン酸を含んでいるとされています。 しかし、食品は酸味が強すぎたり、日常的に入手が難しかったりするため、定期的に摂取することは難しいです。 そんな時に入手しやすく多くの人が食べやすい食品で探していると、100gあたりに1gほどのクエン酸を含んでいるミカンにたどり着きました。 もちろん、同じ程度のクエン酸を含む食品はほかにもあるのですが、ミカンにはそれ以外にも機能性成分が多く含まれています。たとえば、抗酸化作用や骨を丈夫にする作用のある『β-クリプトキサンチン』や、毛細血管を強くしたり血流改善作用などのある『ヘスペリジン』も同時にとることができるのです。
ミカンであれば、一般的な1個あたりの重さが約100gなので、3個ほど食べればクエン酸の効果が期待できる可能性が高いです。
みかんを工夫して取り入れてみよう!
クエン酸をとるときは、できるだけ空腹時を避けることも大切です。 クエン酸には胃液の分泌を促して消化を助けてくれる作用もありますが、それによって胃に負担がかかることもあります。そのため、食事中や食後などにとり入れるようにすると安心でしょう。 クエン酸はカルシウムを多く含む乳製品や小魚、鉄を多く含むあさり、ほうれん草などの色の濃い葉物野菜を一緒に食べるようにすれば、ミネラルの吸収を効果的にしてくれることが期待できます。 みかんを食べるときには、こういった食品を積極的に組み合わせることをおすすめします。 ご紹介した内容を参考に、クエン酸の補給源として役立つみかんを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか