江坂店の三好です。さて、女性の方は年代問わずダイエットをはじめて今よりもっと身体を引き締めたいときにどの部分を引き締めたいかというと必ずあげられるのが次の三つです。
1・お腹
2・脚(お尻)
3・二の腕
たまに胸や背中、顔(!?)などと仰る方もいますがほぼこの三箇所は気にされている部位ですね。そこで今回はその目立つ割にはなかなか引き締めにくい二の腕にアプローチしてみましょう。
まず、二の腕の筋肉はどこについていて、どんな働きがあるかご存知でしょうか?
ご覧の通り二の腕の筋肉は前腕から肘をまたいで、上腕と肩甲骨に繋がっています。腕をしっかり伸ばすときに使われる部分です。そして、肩甲骨にも筋肉がついているのでトレーニングするときにはしっかり姿勢を気を付けないとなかなか効果が表れない部分です。
少し話は変わりますが、男性は胸板を厚くしたい、腹筋を割りたい、二の腕を太くしたいが3大願望になります。女性と違うのは男性は脚はあまり気にされず上半身に意識が入り、女性はどちらかというと下半身に偏りがちです。
どちらも姿勢を保つ筋肉(抗重力筋)が衰えるとたるみにつながります。姿勢を保つための抗重力筋とは背中~脊柱~骨盤~脚につく地面に両足を付けて立っているための筋肉になります。
一見、二の腕の引き締めと姿勢とは関係なさそうですが、姿勢の悪い方の多くが背中の丸まった猫背姿勢が多いです。その方は肩甲骨が本来の位置より外側へ広がってしまいます。そうなると腕は自然と内側に捻じれ(内旋)肘は曲がります。その姿勢が長く続くと力こぶの部分に力が出続けてしまい、その裏側にある振袖と呼ばれる部分の力が入りにくくなってしまいます。
力が入りにくい部分は筋力が出ないので筋肉の働きも弱くその為たるみがでます。姿勢を整えることも二の腕引き締めには重要なポイントになります。
では、ここから二の腕を引き締めるためのトレーニングを一つ紹介いたしましょう。
1・まずはダンベル、ペットボトルなどを二本用意しましょう。なければ何も持たずでも構わないので中腰の姿勢をとります。ここでは背中が丸くならないのがポイントです。
背中の真ん中にしわを寄せておきましょう。肘は大体90度くらいに曲げたところから始めます。
2・曲げている肘を身体のラインにそって伸ばしていきます。ここで二の腕に力が入る感じを確認しましょう。
3・肘が伸びたら、さらに肘を背中より上になるまで上げていき、また肘を曲げながら元の位置に戻します。これで二の腕全体に力が入り引き締め効果がアップします。
先ほど二の腕は、上腕と一部は肩甲骨にもついていると説明しました。巷に出回るダイエット本などには肘を曲げて伸ばすまでは伝えてますがここまで動かせと言っている文献はあまり見られないと思います。
始めたばかりの方はなかなか効果を感じなかったり、しんどく感じなかったり、よくわからないこともあると思いますが、日頃身体を動かす習慣のない方は脳からの神経伝達が働きが悪く刺激を受け入れにくいです。
特に日頃動かしてない所ほど実感しにくいのでトレーニングを始めたばかりの方のほうが疲れや痛みを感じにくいこともあります。ですので、はじめたら気長に続けてみてください。はじめの1カ月から3か月は筋力がつくのではなく、筋力を取り戻す期間です。ここで筋力を発揮させる筋肉にしていかないとトレーニングの効果はいつまでたっても実感できないことが多いです。
もし、自分でしているけどいまいちわからない方は是非BEZELのパーソナルトレーナーにご相談ください。
目から鱗の引き締めトレーニングをご紹介しますね。