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なかなか取れない疲労感、それは副腎が原因かも?

 

三好です。毎日暑い日が続いており体調管理が難しい季節です。

夏バテしないように水分補給を積極的に行うと、逆に食欲が落ちてしまったりまた無理をして食べると翌日に疲労感がどっと出たりとどうすれば暑すぎる夏や冷えすぎる冬、季節の変わり目などを調子よく過ごせるでしょうか?

 

〇副腎とは?

【副腎】という臓器が身体にあるのはご存知ですか?心臓や肝臓などに比べてあまり耳にしない目立たない臓器ですよね。まずどこにあるかというと左右の腎臓の上部についておりちょうど肋骨の真下の辺りについています。

主なはたらきはストレスに対処するホルモン≪コルチゾール≫をはじめ、生命の維持に欠かせない様々なホルモンを分泌する器官になります。

 

 

〇副腎疲労は万病のもと

ストレスといって一口に精神的なものだけではなく大気汚染や食品の添加物、気温の変化、食生活の変化、持病や感染症などは全て体内で炎症を起こす恐れがあります。これらのストレスの強い仕事、生活習慣や食生活などの積み重ねが副腎疲労を招きます。

ストレスが強くかかると対処するために≪コルチゾール≫が過剰に分泌される状態になります。その状態が続くことにより副腎が疲労して必要な時に十分な量を分泌できなくなりストレスと闘えなくなる【副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)】と呼ばれる状態になってしまうそうです。副腎疲労になると体内の炎症を抑えられず疲労感や様々な不調が出やすくなります。

 

〇コルチゾールとは?

コルチゾールには血糖値や血圧のコントロール、免疫機能や神経系のサポートをつかさどるためストレスにさらされ分泌がうまくいかなくなると生活習慣病、うつ症状、花粉症などのアレルギー症状、また橋本病やバセドウ病などの自己免疫疾患を発症することもあるといわれております。

また、副腎はやる気を高めて生理作用をコントロールする≪アドレナリン≫や≪ドーパミン≫≪性ホルモン≫なども分泌するため副腎の不調は性欲の減退、女性ではPMS(月経前症候群)や更年期障害などの症状にもつながるといわれております。

 

アメリカの抗加齢医学会では副腎疲労は『万病のもと』といわれ、甲状腺の病気や感染症、喘息、うつ病、糖尿病、高血圧などの様々な疾患を治療するにあたり、副腎疲労の治療を優先的に行うように指導されています。副腎を疲れさせないようにすることは、身体のベースを整え、パフォーマンスを高めることにつながると考えられています。

 

◎副腎を疲れさせないようにするには?

副腎から分泌されるホルモンの材料は『食物』そのため、副腎に良いものを選んで摂取するのと同時に、負担のかかるものを避けていくことが大事になっていきます。

 

ストレスをなくすのが完全に難しい世の中です。ご自分の食べるものを見直してストレスに負けない身体づくりを心掛けてみては如何でしょうか。体型だけを見直すダイエットではなく体調、気分、体力向上もダイエットです。

 

BEZELトレーナーはクライアント様のお身体の為のダイエット指導を心掛けております。なかなか疲れが取れない方は是非BEZELまでお越しください。

 

次回は『副腎疲労の為に積極的に取りたい食材』です。

 

 

 

 

 

 

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